マニフェスト 医療


【 一人頭の医者の数に何の意味がある? 】

 医者が極度に不足している離島や田舎ならばともかく、先進国同士
 の比較において、国民当たりの医者の数には意味がない。

 某国では日本の二倍近いとかいうが、それはつまりその国では、医者
 の給料が日本の半分であるか、もしくは、国民の負担が日本の倍であ
 るということを意味している。

 自動車産業のことを思い浮かべれば分かりやすい。

 10人で一台を生産する工場よりも、20人で一台を生産する工場のほう
 が優れている、と言っているようなものなのだ。

 自動車に対する評価とは、そういうものとは無縁である。

 一台の値段いくらか、性能はどうか、信頼性は、燃費は? というこ
 とで評価が決まるのであって、一台あたりの労働者の数で決まるもの
 ではない。



【 公約 医者を大量生産する 】


 とはいうものの、医師不足の地域はやはり存在し、世界に目を向けれ
 ば、その傾向はさらに強い。

 ゆえに、医師を増やすことは、やはり必要であろう。

 が、それが医療費の増大を意味するものであってはならない。言い換
 えれば。医者の給料が半分になることを恐れずに増産するということ
 である。

 医師養成過程を全面的に見直し、誰もが安価で医師になれる制度に変
 える。必要文献を国家で買取り、デジタル化して無償で全員に配布す
 る等、金のかからない医学部を作る。

 そうして、日本の市場では吸収しきれないほどの医者を生産し、あふ
 れ出た彼らが世界中へ飛躍する状況を作る。

 世界中の人々が、ドクターと言えば日本人を思い浮かべるようになる
 ことを目標とする。


【 その他にも 】

 医師養成だけではなく、すべての医療について、より安価で優れたも
 のへ変えていく努力をこそ惜しんではならない。先ほどの自動車の例
 を思い出してほしい。

 例えば、糖尿病についてなら、人工甘味料の生産補助や開発援助とい
 う手段が考えられる。

 「いくら食べても太らない米」が作れれば、メタボはほとんどいなく
 なるだけではなく、食料自給率も上がるだろう。

 ロボット医師が実用化すれば、医師養成自体が必要なくなる。