マニフェスト 政党内民主主義の確立 1

【 一番大事な約束 】

 民主主義にとって何が一番大事かというと、それは政党内民主主義です。

 各政党が、自分達の政党内民主主義こそが一番優れているのだ、と主張
 し、マスコミはそれを見極める為の情報を報道し、有権者はこれを一番
 大事な要件として投票する政党を決める。

 このようにして選ばれた政党であれば、どこが勝っても、その政党の中
 にある民主主義によって、国民の声は選挙後も反映され続けることが出
 来る。

 逆に、政党内民主主義の無い政党が政権を取れば、次の選挙まで、その
 政党による横暴が行われることになるし、最悪、「次の選挙」自体が、
 もはや自由な投票を許されない状況になっているかもしれない。

 皆さんはよく、「選挙公約はバラ色のことを言ってるが、選挙後はどう
 なるか分からない」「選挙後の談合政治が心配」といった声を聞くでし
 ょうし、また、ご自身もそれに近いことを心配しているのではないでし
 ょうか?

 それこそまさに、政党内民主主義というものを理解していない証拠だと
 言わねばなりません。

 政党内民主主義があるかないかを争点として選挙をしているのであれば、
 各政党内に選挙後も政策を監視提言していく能力があるかどうかを知っ
 ているはずだからです。

 政党首脳が約束した公約に対して、厳しい指摘をする勢力と、それに対
 して証拠を挙げて反論する勢力が存在し、選挙中も選挙後も選挙前も、
 しのぎを削っている。そういう政党をこそ選ぶということが、政党内民
 主主義を争点とした選挙というものだからです。

 よく分かる例として、ヒラリー夫人とオバマ大統領の候補者指名争いを
 思い出してください。

 あの激烈な討論を通じて、アメリカの民主党は政党内民主主義を持って
 いることを証明した。どっちが大統領になっても、負けたほうの勢力が
 政党内から大統領を監視し続けるであろうからです。