小政党における言論の自由


 【小政党に言論の自由はあるか】

 小政党とは、小さな政党を言うのではない。

 労働者の党とか、女性の為の党とか、スポーツ平和党とか、
 サラリーマン新党とか、特定の集団の利益を代表する政党
 を小政党という。

 言論の自由とは、反対者の言論の自由を守りあうことである。

 となれば、これら小政党の内部においては、もはや言論の
 自由は存在できないことになりかねない。

 労働者の政党を名乗る政党の内部で、労働者に不利益をも
 たらす政策を提言することはできまい。

 一見、労働者にとって不利益であっても、長い目で見れば
 利益となる政策であっても、「そんなこというなら我が党
 から出て行け」と非難されかねない。

 さらには、指導部の政策を批判しただけで、労働者の敵と
 して追い出されかねない。

 このような状態になることは、よくあることだ。

 これでは、指導部に不正や間違いがあったとしても、自浄
 機能は働かないし、政策に誤りがあったとしても是正され
 ることはない。

 一言で言えば、独裁化するのだ。

 独裁政権と闘っている政党や市民グループが、独裁化して
 いることは、よくあることだ。