内向きな日本の若者


【増減するのは私費留学生の数】

 また、日本から海外へ留学に行く若者が減ったのだそうな。

 若者の「内向き志向」が強まっているのだそうで、このままでは
 日本は沈没するのだそうな・・・ワハハハハっと、私の嫌う下品
 な笑い声を使ってしまいたくなるほどの愚論である。

 そもそも、「減ったり増えたりする留学生数」とはなにか?

 それは、私費留学生のことである。

【公費留学生は減らない】{仕分けされれば別だが(笑)}

 国家や団体の援助の下に留学する公費留学生の数は、予算制約上、
 簡単に増えたりしないし、常に競争率が高く、定員以下になるこ
 となど在り得ないのであるから、減ったりもしない。(予算を削
 らされて定数が減ることはあるかもしれないが)

 つまり、減っているのは親の金で海外に行く私費留学生の数である。

 ということは、当然に親の懐具合によって、増減することになる。
 景気が悪ければ、留学なんかさせる余裕はあるまい。否、考える
 ことさえあるまい。

 逆に、バブルの頃には「なんでこんなヤツが?」というようなパー
 プリンな男女までが海外留学したし、日本語だけで済んじゃった、
 と言って四年間遊んで帰ってきたりしていた。

 今でも、有名芸能人の子息には、海外留学させたとか、してきた
 とかいう例が多いではないか。彼らの幾人が例えば音楽学校の主
 催する留学生枠を取っての留学であったか?