英語公用語化問題


 英語公用語化他の問題について

 英語が出来ないと世界の孤児になって困窮することになるとか!?
 さて、どうすればいいのか?


 【究極の解決方法】

 この問題の根本的な解決方法は、完全な翻訳エンジンを完成させる
 ことである。これは第一級の優先課題といえる。

 なぜならば、完全な翻訳エンジンは、そのままアトムのような人間
 と会話できるロボットの開発と直結しているからである。逆に言え
 ば、完全な翻訳もできないようでは、会話できるロボットなど造れ
 る訳もないということである。

 ロボット開発の最も重要な一環として、翻訳エンジンの開発を急が
 ねばならない。

 さらに、会話できるコンピューターの登場は、コンピューター自身
 が研究開発を行うシステムの端緒となるものでもある。そのような
 システムを実現した国には、どこも勝つことは不可能となろう。

 研究開発を行うコンピューターの開発競争こそが次世代の国際競争
 力を決めることになる。

 完全なる翻訳エンジンの開発は、このように極めて重要な意味を持つ。


【英語で出世】

 インドでは英語は出世するための重要な道具であるのだそうな。

 だがそれは、英語が出来ない為に出世できない多くの国民が存在す
 るということを意味してもいる。もし、多くの国民が英語を自在に
 使いこなせるのであるならば「出世の武器」にはならないはずだか
 らだ。

 なんのことはない。インドのように英語圏に半ば入っているような
 国でさえ、国民の多くは英語を習得できていないのである。まして
 や日本において、多数の国民が英語を話さないのは当然のことなの
 だ。

 インドにはカースト制の伝統があるから、このような状況も受け入
 れられるのか。日本では到底、無理だろう。


【旧制高校と外国語】

 それでも英語は必要なのだ!という向きには、それならば実際に英
 語を必要とする人間だけに国家予算で集中的に教育を施す制度を作
 ればいい、と言っておこう。

 旧制高校はまさにそうだった。

 今の日本には多くの大学があるので、そのままの形で復活させるこ
 とは難しいが、考え方はそう違わない。

 毎年10万人ほどを二年間、集中的に鍛える学校を作ればいい。留
 学費用も含めて、一人頭200万円ぐらいで出来るだろう。通常の
 留学とは違って、英語習得だけが目的だから安く出来る。

 学生だけでなく、企業からの派遣も受け入れる。むしろ、こちらの
 ほうを優先する。尤も、入学試験に合格すればだが・・・

 総予算年間2000億円であるが、これによって、それ以外の学生
 は、英語をあまり勉強しなくてもよくなる。


 【頭が良くなる外国語】

 外国語を勉強することによって頭がよくなるから、英語をやるべき
 だ、とか言う変わった御仁も少なくないそうだ。

 では聞くが、アメリカ人やイギリス人はそのような意味で外国語を
 勉強しているのだろうか?

 英語圏以外の人間が英語を勉強するのと同様の、社会的要請を感じ
 て外国語を勉強しているであろうか?

 そうではあるまい。だとすれば、アメリカ人やイギリス人は、他国
 の人々よりも劣っていることになるはずだ。

 英語圏の人々が外国語を勉強する場合、趣味や実益の為にする。

 ならば、我々もまた、そうであるべきであろう。