マニフェスト 外交問題


【 対等な日米関係って? 】

 子供と大人が、すべてにおいて同じことをする権利を持つべきだ
 という人は多くはあるまい。

 同様に、国際社会において、軍事プレゼンスを持つ国と、そうで
 ない国とでは、決して対等ではありえない。

 もし両者が全く対等に扱われるべきだとしたら、軍事費をより多
 く支払っている国の国民は、不当に搾取されていることになる。

 アメリカと対等であろうとするならば、最低でも同等の軍備を持
 ち、地域紛争に介入できる侵略可能な国家にならなければならな
 い。

 我々の欲する、対米対等外交とは、そんなものなのであろうか?


【 良心における対等外交を 】

 国家と国家の対等関係は、悪平等のそれではない。貢献度に応じ
 て、利得を主張できる「対等関係」である。核兵器や侵略規模の
 軍隊を持つ国のそれは大きく、非武装中立の国家のそれは弱い。

 しかしながら、そのような国家間の「対等関係」とはべつに、理
 性における対等関係というものも存在するのである。

 すなわち、民主国家の大本たる、国民多数に語りかけ、誠意・真
 実・正義たるはどちらか、を語り合うとき、どの国家の国民も対
 等のものとなる。

 日本が目指すべき対等外交とは、まさにこれであるべきなのだ。

 日本の良識ある意見をアメリカに届け、アメリカ国民に無明あれ
 ばこれを開く。(その逆もまた可である)

 アメリカ政府ではなく、その背後にあるアメリカ国民に直接訴え
 ることこそが、真の対等関係を築くということなのである。

【 具体策 】

 ネットTV、ケーブルTV、衛星放送、その他、アメリカ国民に
 直接語りかけることのできるメディアを使って、日本の識者各位
 の意見を伝えることができるシステムを作る。

 当然、英語で、である。そのための翻訳局が必要になるだろう。

 識者以外にも、日米双方の一般人が意見交換できる場も必要とな
 る。そのために、国家プロジェクトとしての翻訳機械の開発が必
 要となる。

 翻訳機械の開発は、単に翻訳の為だけのものではない。翻訳機械
 に求められる性能こそ、人工知能の核だからだ。

 完璧な機械翻訳が可能になるということは、機械が人語を理解す
 るということと同義である。これなしには、ロボットが生活に溶
 け込んだ社会というものは実現不可能である。


【真の対等関係】

 日本やアメリカ、あるいは他の世界中で起こった事々につて、い
 つでもお互いの意見を知ることのできるシステムを作ることこそ
 が、良心の対等というものであり、それこそが、我々の目指すも
 のなのである。


【他のすべての国に対しても】

 アメリカ以外の国についても、同様のことが言える。

 中国や北朝鮮のような国に対しても、互いの国民が意見交換できる
 関係を作らねばならない、と主張し続けるべきなのである。

 我々が良く知っていると思っているヨーロッパの国々にしたところ
 で、その偏見の強さは中国と大差ない。

 世界はいまだ、全く闇鍋のごとき交際関係にあるのだ。