マニフェスト 政党内民主主義の確立 4

【 国民の声を聞く 】

 「国民の声を聞く政治をします」と言う政党は多いけれども、政治に
 おいて国民の声を聞くとはどういうことを言うのであろうか?

 マスコミやアンケートの言うことを鵜呑みにすることが、国民の声を
 聞くということなのだろうか?だとすれば、それは煽動政治そのもの
 であろう。

 では、持ち込まれた提言にホイホイ従うことだろうか?

 提言する者からすれば、それは痛快なことではあるが、そんな結構な
 提言ばかりという訳ではあるまい。利害対立があるのが政治問題とい
 うものなのだから。


【 政治において国民の声を聞くということ 】

 それは、持ち込まれた提言を、公の場に出し、公論に図ることを意味
 している。できれば国会において、最低でも、政党内の討議において
 である。

 持ち込まれた提言を権力者がそのまま採用すれば、権力者は必要なく
 なる。

 逆に、提案を受け入れなかったならば、提言をした人間は、政治家に
 無視されたと感じるだろう。「ご意見ありがとうございました」とい
 う形式どおりのハガキなど貰っても、白々しいだけだろう。

 政治において国民の声を聞くということは、提言者個人においては出
 来なかった「広い場所」「多くの聴衆」のいる場へ、その意見を掲げ
 ることである。

 たとえ現実の政治に採用されずとも、多くの人に検討されたという実
 績が残る。それこそが「聞いてもらった」ということなのだ。

 政党の電子掲示板に掲載するということは、そういう意味を持ってい
 るのである。