選挙とは政党の民主主義を問う行為


【マニフェストに意味は無い】

 ロシアのような国の”選挙”は別にして、民主主義の国における
 選挙とは、各政党や候補者の「民主度」を問う行為でなければな
 らない。

 すなわち、自分が選ぶ政党(もしくは候補)が、権力を得た後も、
 よく国民の意見を聞き、自説を検討し、改めるべきは改めること
 ができるかどうかということを基準にして投票しなければならな
 いということである。

 そうでないと、選挙のときだけ景気の良い話をして、政権とたっ
 ら増税だ、ということになりかねない。

 ゆえに、マニフェストなどには意味はない。マニフェストを作る
 過程において、政党内でどのような検討をしたのか、マニフェス
 トを実行する際に、いかにして現実的な対応ができるかこそが大
 事なのである。

 TVも新聞も言うではないか、マニフェストが実行されるかどう
 か(大増税なしに)疑問である、と。

 これまさに、すべての政党の政党内民主主義に疑念があるという
 表明に他ならない。

 ただ彼らの困った点は、だから政党内民主主義が大事なのだ!と
 叫ばないということである。まさか、こんな簡単な答えが分から
 ないとは思いたくはないのだが・・・

 どの政党が、より自由な意見交換をし、より厳しく検討を加え、
 反対意見をも万一の失政した場合の為に整備しておく、というよ
 うなことをやっているかどうか、それを報道し投票の基準としな
 ければならない。これこそが、マスコミの真の役割である。