感状の復活を

感状という制度

 小谷城が落城するとき、浅井長政は最後の仕事として感状
 を書いた。

 感状とは、感謝状のことで、手柄を立てた部下に送るもので
 ある。

 部下は、浅井氏が滅んだ後、この感状を持って新たな就職先
 を探すことになる。

 これはけっこう、良い制度ではないか。

 逆にいえば、今の日本の経営者には、長政ほどの部下に対す
 る気配りがまるでない、というべきか。

 倒産するとき、この人はこれこれこういう特技や能力があり、大
 変重宝しておりました、というような紹介状を書く社長が、いった
 い存在するのだろうか?

 我先に、城から逃げ出す城主が大部分ではなかろうか。

 普段から、社員に対して感状を出す習慣を作れば、どうだろうか。

 社員にやる気を起こさせることにもなる。

 これは、日本人の苦手な「プラス評価方式」の導入にもつながる
 ものだ。

 戦国時代のほうが、欧米に近い評価方式だったということである。

資格や免許は、必ずしも実績を表さない。

だが、感状は、実践の場で成果をあげた証となる。

このほうが、実力を測るのに適しているだろう。

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