陰の総理


我もし陰の首相なりせば

「もしも私が首相だったら」 というような設問はよくあるが、実際
の権力者になれば、現実との兼ね合いから、思っていたことの
半分も実行できまい。

つまりは、全くの空論というべきであろう。

それならば、首相ではなくて、野党第一党の党首、いわゆる陰
の首相ならばどうだろうか。

空論が許されるという意味において、市井の我々も、民主党の
党首も、同じ土俵に立っている。

こちらのほうが、面白いし、現実的であるように思える。

で、私が民主党の党首であったならば、何をするであろうか。

まず第一に、衆議院を単純小選挙区制にするべく、自民党に
働きかけることをするだろう。

これまでの選挙結果からも、小選挙区のみでみれば、すでに
二大政党制が実現できていることがわかる。

比例代表制という、よけいな付録がついているから、ややこし
い状態になってしまっているのである。

小選挙区制度は、自民と民主に大きな有利をもたらす。

だから、自民も民主も、短純小選挙制の導入による利害は基
本的に一致する。

問題は二つあり、ひとつは自民も民主も、小選挙区制度では
勝てない身内を抱えているということである。

特に、自民にとっての公明党の存在はやっかいである。

もうひとつの問題は、政権が自民にある状況で、区割りを変更
すれば、民主に不利になる恐れがあるということである。

そこで、リーダーの決断が必要になる。しがらみや損害を承知
のうえで、ゆくべき道を決定するのがリーダーの仕事だからだ。

一つ目の問題については、公明党に代わって民主党が自民
に肩入れすることで事を進め、選挙を強行すればいい。選挙
後には、公明党は泡沫政党に転落しているであろうから、問
題にもならない存在となっているだろう。

二つ目の問題については、損害を覚悟する一手である。

たとえ一回目の選挙で惨敗しようとも、二大政党制のレールを
敷くことができるのだ。そうなれば、自民に不満を持つ国民は、
ほっといても民主に票を入れるようになる。

損して得とれ、長い目で見れば、民主にも有利になるのだ。

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